外為相場の円安トレンドの勢いが衰えません。
ご存知のように本日、内閣府が発表した本年の7月~
9月のGDP速報の数値が予想外の1.6%減となったこ
とで東京市場の平均株価が大幅に下落。
そのせいで外為市場の円相場も急落し1ドル117円
まで一時的に円安が進行しました。
この状態だと今年中に1ドル120円くらいまで進行す
るのではないかとマスコミは不安がっています。
ですが、この急激な円安は我々投資家からしてみ
れば、輸出関連企業が為替差益の影響を最大限
に享受できるため、歓迎すべき事。
しかし実生活においては・・・?
原料の高騰が起きますので商品の価格が上がる
事で家計は厳しくなりますのであまり歓迎できる事
ではないのかもしれません。
さてそんな円安のときにおススメな投資信託として
先日はトヨタ自動車関連企業のポートフォリオで構
成されたファンドをご紹介しましたが、今回はまた
視点を変えて、外貨で運用するファンドをご紹介し
たいと思います。
今、外貨で運用するメリットとしてこの円安時に外貨
建てファンドを購入しておけば、やがて円安が進ん
だ場合将来的に基準価格の上昇と為替差益の両
方が狙えるというメリットがあります。
外為取引をされている方ならご存知かもしれません
が、日本が1ドル117円だった頃というとリーマンショ
ック前くらいの水準。
民主党政権に変わる直前くらいで株式相場も民主
党時代に比べ総じて良かったころ。
ようやく日本の外為市場もその水準にまで戻してき
た訳ですね。
日経平均は確かに下がりましたが、それはあくまで
GDPの予想と実数地あまりに乖離したからで、その
影響は限定的と見ています。
市場はかつてないほどの円安の影響で、輸出を主
軸にしている企業の為替差益による増益を予想し
ています。
ですから日経平均は2~3日中に値を戻すでしょう。
従って株式市場の上場株式の銘柄で構成される投
信に関しては短期的に基準価格の下落はあっても
、中期的に見ればこれまで通り上がり続けると見て
います。
円安トレンドの時こそ、外貨建ての投資信託が有利
なことはお解かり頂けたかと思いますが、では具体
的に円安時、どんな投資信託、つまりどの通貨の外
貨建ての投資信託が良いのか?
また次回、お話したいと思います。
投資信託ストアからのご注文で購入手数料全額キャッシュバック!