先日の日記で今後大きな成長が期待されるロシア

とブラジルの債券のご紹介を簡単にしましたが、

今日は更に深く切り込み、この2つの国が投資に

適しているかどうか?つまり「投資判断を材料」

して皆さんのお役に立てるような情報を簡単に、

まとめてみましたので、ご興味のある方は是非ご

覧ください。

 

今日はブラジルです。

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ブラジルの人口はおよそ2億人

国土852万キロ㎡(日本の約22倍)

言語はポルトガル語

ブラジルの名目GDPは2兆4929億ドル(2011年)

世界第6位。

 

一人当たりの名目GDPは12789USD(2011年)

物価上昇率5.28%

失業率5.4%(今年9月時点)

 

ブラジルは1980年代から1996年まで最大で

年間5000%のハイパーインフレに苦しんでい

ましたが、1994年に大統領に就任したカルド

ーゾ財務大臣が発表した「レアルプラン」によっ

てこのハイパーインフレは抑制され、1996年

降、インフレ率は0%を維持。

 

しかし2003年に再度レアルが暴落し、再びイ

ンフレが起きるも、かつての5000%とというイ

ンフレは起きずに数%の物価上昇で済みます。

 

この物価上昇の背景には当時就任したルーラ

大統領の政策変更に伴う、市場や国民の不安

が背景にあったといわれております。

 

この多少の通貨危機にもめげずに、ブラジルレ

アル通貨は少しづつ強い通貨に生まれ変わり、

政府や経済の安定に伴い、同国では徐々に個

人消費が伸び、1994年以降爆発的に名目GD

P値が上がりだします。

 

同数値が1994年はわずか500億レアルだった

ものが、2016年には7000億レアルまで上昇

する事が見込まれており、こういった同国民の

高い個人消費がブラジル経済の支えになってい

ることがわかります。

 

この非常に高い消費を支えている要因として上

げられるのが世界第4位の輸出量を誇る農産品

の存在。

 

ブラジルといえばやはりコーヒー豆ですが、コー

ヒー豆もさることながら、大豆やオレンジなども主

で最近日本ではブラジルというとブロイラー

肉を思い浮かべる方も多いかと思いますが、実際

この鶏肉の輸出も同国の農産品の輸出の主力と

なっております。

 

明日はブラジルのマクロの視点から見た政治や

経済政策についてお話したいと思います。

 

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