さて、BRICS銘柄第2弾として今日はブラジル

に引き続いて、ロシアの投資情報をご紹介し

たいと思います。

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ロシアというと、かつてはソビエトとという国で

社会主義国家の方法で運営されており、

本主義とは真逆の国家運営をしていた国。

 

それが、崩壊直前のペレストロイカ(改革開放)

によって、経済の自由化を促進。やがてソビエト

は崩壊し、あらたにロシアという国が生まれ

いうより「戻った」という表現が正しいかもしれま

せん)ました。

 

では、ロシアが出来て早いもので20数年。

この20数年間でロシアの経済は劇的に成長

したといえます。

 

ここでロシアという国がどんな国なのか簡単

に勉強してみましょう。

 

まず、基本的なロシアのデータから。

人口は1億4190万人(2009年時点)

国土は1707万平方キロメートルと世界一

首都はモスクワで、GDP国内総生産の額は

1兆6765億ドル(2009年時点)で、一人当

たりのGDPは11806ドル。

通貨単位はロシアルーブルで、証券取引所

はモスクワとサンクトペテルブルグの2箇所。

 

ロシアはかつてのソ連時代から資源国として

世界的に有名であり、天然ガスや原油、石炭

に至っては世界有数の採掘量を誇ります。

 

そのため、ファンドもこういった資源関連銘柄

でポートフォリオを組んだ資源ファンドが多い

のも特徴です。

 

このような資源頼みの経済運営となると、昨今

のような原油高といった経済情勢になった場合、

ダイレクトにファンドの運用益に直結する傾向に

あるのもこのロシア関連銘柄のファンドの特徴。

 

運用益の儲けが大きいのが特徴です。

 

また値下がりしても、そもそも投資対象が天然資

源である為、元本割れするほど値下がりしにくい

のも特徴です。

 

ただ、ロシアの経済は外需依存傾向が強い為、

国内の企業がなかなか育ちにくい土壌にあります。

 

天然資源の採掘現場の運営のほとんどは外需。

 

蛇足ですが天然ガスの採掘で有名になったサハリ

ン2も日本の企業が参加していました。

 

そういった意味では韓国や中国と非常に良く似た

経済運営をしていると思うのですが、もしこれが政

治的な要因等でルーブルの暴落や、経済的な政

策の失敗によって債券相場が乱高下するような事

態が起きると、外資は一気にロシア市場から撤退

します。

 

たとえば2008年のリーマンショック時、ならびに

同年8月に起きたグルジア紛争などでは政治的な

治安懸念から外資が大幅に撤退し、ルーブルや

債券相場が大幅に変動したことがあります。

 

したがってロシアは外資依存経済であるがゆえ

に、なんらかのきっかけがあればいつでも企業が

撤退していくリスクを含んでいるのです。

 

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