先日ルーブル債券の紹介をしましたが、今回はロシ
ア同様BRICSの一角を担う、ブラジル債券のご紹介
をしようと思います。
BRICS債券パート2です。
よく考えてみると、ロシアは来年2月にソチ五輪が開
催され、ブラジルも2016年にリオデジャネイロ五輪
が開催されます。
またブラジルは来年夏のワールドカップの開催地にも
選ばれており、今後国家的の威信をかけたようなビッ
グイベントが今後目白押し。
そういえば2008年には北京五輪があり、2018年冬
季五輪は韓国の平昌で開催されます。
今思うとこれらの国すべてBRICSを形成している国です。
もしかするとスポーツを使って新興国へ積極投資を
促すようななにか仕掛け的な思惑を感じずにはいら
れません。
さて、今回ご紹介するのは委託者が大和証券。
販売者は楽天証券のブラジルレアル建てブラジルオ
ープンボンド(毎月決算型)のご紹介です。
このブラジルボンドオープンは毎月決算型で、金利や
物価の動向、経済情勢や市場環境を考慮しながらポ
ートフォリオを構成。
商品によっては年2回決算型もあります。
固定利付債、割引債の組み入れ比率の合計を信託
財産の純資産総額の50%以上にするもので、投資
債権はブラジル政府、政府機関、国際機関が発行
するものとなります。
尚、現在のブラジル債券の格付けはS&Pの格付け
でAマイナスとロシア国債よりもワンランク低めです。
しかしこの格付けも平成15年以降、徐々に上がり今
まで一度も下がった事はありません。
格付けの伸び率は鈍いですがリーマンショックでも
影響を受けることなく、順調に経済は発展し続けて
いる為、格付け会社からは今後更に高い格付けを
される可能性があります。
資金の流れですが、申込者から受けた資金は一度
ベビーファンドに集められ、それをマザーファンド化し、
多額の資金としてブラジル債券に投資するタイプ。
マザーファンド型のタイプではトヨタファンドなどとタイ
プは一緒です。
尚、このボンドオープン債券というのは、以前もお話
しましたがリスクがあり、まず為替変動のリスクがあ
ること。
次に政情不安などによるカントリーリスクがある為、
もし購入をご検討中なのであれば、こういった新興
国独特のリスクが存在することを良く理解しましょう。
こういった新興国独特のリスクと言うのは、以前にご
紹介したタイの新興国向けのファンドと同様です。
今後五輪やWカップが開催される魅力あるブラジル
ボンドオープンの購入をお考えであれば、楽天証券
さんのサイトから目論見書を確認できますので是非
ご検討ください。
詳細はこちら ⇒ 楽天証券