昨今の急激な円安の影響は世界中の様々な市場に波

及しておりますが、そもそも円安というのは日本の経済

力が弱くなったことで起きるもの。

 

・・・という認識が教科書的な認識です。

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しかし円高になっても日本の経済は良くなるどころか、

悪くなる一方だったことを覚えていますか?

 

時は鳩山民主党政権下、

伝説となった財務大臣の発言。

 

「自民党政権下の円安誘導の経済政策が、日本の景

気回復の足かせになっている。

日本経済の回復には円安よりも円高が望ましい」

と発言しました。

 

この発言を受けて一気に円高は加速。

 

政権交代前は1ドル120円台だったドル円相場が、こ

の伝説の大臣の発言によって1ドル75円まで円高は

進行しました。

 

これによって日本経済は急激に回復するどころか益

々悪くなりました。

 

この金融政策により中小零細企業が多く倒産し、また

大企業も多くが減益となる結果となりました。

 

しかしどうして日本は世界第2位の経済大国であるは

ずなのに、円高が経済にあまり良い影響を与えない

のか?

 

教科書では円安より円高になった方が良いはず?

 

確かに通貨高が経済力の強さの証になる国があります。

アメリカやオーストラリア、ロシアやカナダといった国。

これらは通貨高が経済力の強さの証になります。

 

今挙げた4つの国に共通する点として豊富な天然資源

がありますが、この天然資源を持った国は通貨高になる

ほうが国の経済として望ましいでしょう。

 

しかし日本は資源が全くない代わりに高い技術力

あります。

 

技術力というのは目に見えませんので経済指標に反映

されるものはその技術力によって生み出された製品と

いった形でした表現できません。

 

そのため、日本は資源を外国から買って、高い技術力

によって製品を作り、外国に売る事を得意としてきたの

です。

 

つまり日本は資源を海外に売るのではなく、高い精度の

製品を海外に輸出することで世界第2位の経済大国に

まで上り詰めました。

 

ということは、1ドル120円のレートで海外にモノを売るの

と1ドル75円のレートで海外へモノを売るのとでは、どち

らが利益率が高いか?

 

そんなの1ドル120円の方がよいに決まってますね。

 

従って日本は円高になるよりも円安になったほうが、

経済的には良い影響を与えます。

 

つまり日本経済回復のキーワードは技術力と円安。

 

そしてこの高い日本の技術力に投資する金融商品

ある事をご存知でしょうか?

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上場株式ではありません。

 

投資信託でそういうのがあるんです。

 

今の急激な円安のタイミングだからこそ買っておくべ

き投資信託。

 

次回、日本高いの技術力でポートフォリオの組まれ

た運用商品をご紹介したいと思います。

 

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