投信の初歩的なQ&Aになりますが、どんな投信銘
柄にも表示される「基準価格」というもの。
この基準価格とはいったいどういったものなので
しょうか。
今日は投信の購入に際して必ず出てくる基準価格
についてお話したいと思います。
まず、様々な証券会社や銀行のリテール部門で積
極的に投信初心者の顧客に対してお勧めしている
投信商品の中にハイグレード・オセアニアボンド
通称「杏の実」という商品がありますが、今日は
この杏の実を例にとって見てみましょう。
そもそも投資信託とはいくつかの投資銘柄の集合
体である、ポートフォリオが最初に組まれます。
そのポートフォリオの中にはA銘柄やB銘柄、そし
てC銘柄の投資対象があり、各銘柄が日々上がった
り下がったりしているのが投資信託の特徴。
杏の実であれば、オーストラリアやニュージーラン
ドの公社債が投資対象で、これら複数の公社債の値
動きは日々変動しています。
例えば、ポートフォリオにはA社債、B社債、C公債
で構成されており、Aの今日の値段は200円、Bは
400円、Cは400円だったとします。これが翌日に
Aが210円、Bが420円、Cが420円になったとすれば
3銘柄で上昇し、その上昇率は5%となります。
この時点で杏の実のポートフォリオの上昇率は10%
となります。
投資信託の基準価格は発売当初は1万円からスタート
しますが、この上昇率10%というのが、ダイレクト
に基準価格に反映されることになります。
つまり、杏の実の基準価格は10500円となるのです。
また逆にポートフォリオ内の各銘柄が下がったりし
た場合も同様に基準価格に影響します。
この基準価格の増減が最終的に各証券会社サイトで
表示されている「基準価格の推移」という一定期間
のグラフとなって表現されます。
これが投信の基準価格なのです。
当サイト一押しの新限定タイアップキャンペーン!
「新規口座開設+5万円以上入金+1回取引」だけというハードルの
低さで楽天スーパーポイント15,000円分プレゼントという太っ腹!
詳細はこちら ⇒ 外為ジャパン楽天15,000ポイントキャンペーン