ボーナス資金の運用手段として、リートも魅力的で
はありますが、同じくらいのリターンが期待できる運
用商品として公社債投信が挙げられます。
グローバルインカムと一般的には呼ばれています
が、このグローバルインカムとは、投資先が主に
世界の高配当、高利回りの公益債券に対し行わ
れるのが特徴で安定した収益を確保された中か
ら、利益を分配します。
高収益な公益債券というのは主に電気、ガス事業、
水道事業、通信、資源エネルギー開発、輸送事業
や、産廃処理といった分野の公益債券、つまり債券
の売買によって運用利益を上げます。
例えばピクテグローバルインカムファンドの基準価
格の推移を眺めていると、昨年の6月は4千円台だ
ったものが、今年は既に5500円台まで上げてきて
います。
また配当金も1万口あたり毎月50円の配当をこ
こ1年間は継続して行われてきており、非常に
ハイリスクでありながら高い配当を維持してき
ている投信なのが特徴です。
大口資金で運用しようとなった場合、例えば夏のボ
ーナスにいくらか資金を上乗せして、200万円で運
用した場合、毎月の配当が1万口50円で維持でき
れば、200万円で月々1万円（税引前）が手に入る計算。
税金を気にされているのであれば、NISAで運用し
てみるのも良いでしょう。
景気拡大局面の今だからこそ、少しだけハイリスク
な投資信託も冒険ではありません。
これこそ手堅い運用手段なのです。
リートも魅力的ですが、公社債投信で手堅く運用し
てみましょう。
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