どんな業種にも繁忙期と閑散期があるように、投信や投
資の世界でも繁忙期と閑散期があります。
どうして投資の世界に限らず、すべての世界に規則的
な流動性が起こるのかはまだ明確に解明されてはいま
せんし、科学的根拠もありませんが、個人的には単純
に8月はお盆や夏休みもありますし、レジャーに出かけ
る機会が多いため、国内の機関投資家もチャートを眺
めているよりは、外に出て投資のことをしばらく忘れたい
という人が多いからなのではないかと思っています。
そういったこともあり、まさに今閑散相場である8月を
迎え株式市場においても、取引が低迷する銘柄が
徐々に増加してきます。
相場全体で見た場合総じてジリ下がりな銘柄が目立
ってくるのです。
特にお盆前後、つまり7日から18日くらいまでの10
日間の株式市場は、非常にお買い得な銘柄が増え
てきますので、株式銘柄で組まれているファンドの
基準価格もやや下がり気味なってきます。
ファンドの基準価格が下がれば、より買いやすくなりま
すので、めぼしいファンドはここで一気に買い増しする
のも方法です。
しかし9月になると世界的に大きなトレンドの転換期を
迎えることが多く、波乱が予想されます。
ファンドも個別銘柄の取引量が急激に増え市場が流
動的になってくるので、ファンド銘柄によってはここで
一気に利益を確保したいところです。
相場というのは常にこういった潮の満ち引きがあり、特
に毎年8月は1年で最も閑散とした相場になります。
規準価格が下がるファンドをここで一気に買い増して、
9月の波乱に備えるか?
それとも夏のバケーションを楽しみ倒すのか?
個人投資家としての大きな分かれ目です。
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