よく、投資信託をこれから始めようとする人が
『元本保証じゃなきゃダメ』と言う人がいます。
またこういった人ほど、リスクのある投資を
徹底して批判します。
その証拠に『商品先物取引は胡散臭い』とか
『FXなんて儲けるのは証券会社だけで投資
家には還元されない』とネットで散々言います。
果たしてそうでしょうか？
実際、FXで勝っている人は大勢いますし、
株取引や商品先物で勝っている人もたく
さんいます。
問題は運用益の額。
勝っている人を見ると傾向として、毎日小
額の勝ちをコツコツ続けている人で、ドカン
と一日で500PIPSくらい勝つ人はそう多く
はないような気がします。
つまり、勝っているﾄレーダーには一発大儲
けを狙うトレーダーがほとんどいないのです。
一発大儲けは確かにうれしいですが、ドカン
と稼いだ資金はあっという間に消えてなくな
ってしまう事をみんな知っているのです。
ようは泡銭（あぶくぜに）ほど軍資金としての
価値はなく、最初からそんなものには期待しない。
それくらいなら最終的に自分の資産に変わりやす
い小額の運用益を毎日コツコツ稼いでいったほうが
確実という考え方。
おそらく投資を批判される人はバブル時代の投資
家達の栄枯盛衰を知っているのでしょう。
ですが、時は既に25年も経過し、時代の変化と共
に投資手法や投資商品も大きく変化しました。
今は『積極的にリスクに挑戦し、いかにして起こる
リスクを最小限にするか』ということ。
これをリスクヘッジといいます。
勘だけを頼りに勝算の見えない投資をしてきたバ
ブル時代とは違います。
データや傾向、経済情勢から総合的に売買する
銘柄や、通貨を決めてタイミングを見計らって、自
身の責任と判断で売買を行うのが今の投資手法。
投資における自己責任を理解していない投資家
は低金利の銀行預金でもして我々、投資家を批
判してればいいのです。
我々はリスクを最小限に抑えながら、毎日コツコツ
確実に運用益を出していれば良いのですから。
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