今日は国債の勉強をしてみようと思います。
皆さんは国債という言葉をテレビや新聞でよく見
聞きする事が多いと思いますが、そもそも国債っ
てなんなんでしょう？
国も家と一緒でやりくりしていかなくてはなりま
せん。
やりくりとは夫の稼ぎの中から奥さんが上手に
家計のやりくりをしていくことをいいますが、時に
は家計が赤字になり、預金の取り崩しや、夫から
の前借などで足りない分を補填していかなくては
ならない月もあります。
国も同様で国の運営費は税金ですが、その税収
が足りないと不足分を借金で補わなくてはなりません。
その借金が国債なのです。
簡単にいうとそういうことです。
ではその借金はどのように捻出されるかと言います
と、国は足りない税収を国債の発行で補う際に、銀
行や、保険会社などに売ります。
売るとはいえ、拒否する事はできず半ば強引に買わ
せます。
財源は銀行に預けてある皆さんの預金が財源です。
この銀行に預けてある全国民の金融資産の総額は
現在1600兆円くらいあるのですが、このうち現在、
1000兆円が国債の財源として使われているのです。
つまり国債とは日本政府が日本人から借金をしてい
るのと全く一緒。
借金と言う事はいつかは返してもらわないといけな
いお金ですが、今のところ返せるあてはなくついに
1000兆円を突破するくらいの額にまで借金は膨れ
上がりました。
このまま国債を発行し続け、銀行預金のすべてが国
債に食いつぶされたらどうなってしまうのか？
また次回お話したいと思います。
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