投資信託の投資先には大きく分けて3つあり商品、公社債などの債券、
そして不動産。この3つの分野でポートフォリオを組むもの、若しくは3つ
の異なる分野からそれぞれの優良銘柄を選び、ポートフォリオを組む分散
投資商品があります。
まず株式であれば日本株であり海外の株式、その中でも安定的な運用を
目的とするものや短期運用でドカンと大きく利益を上げるもの。またバイオ
関連や、エコ関連など特定分野への投資や、成長産業へ集中的に投資す
るもの、さらに外国為替市場への投資などがあります。
公社債も同様で昨今注目されている新興国や海外の優良公社債への投資
で運用成績の向上を図ります。
そして最後はこの商品、公社債、不動産に分散投資する信託商品。
投資資金は一般的に債券、商品、不動産の3つの大きなフィールドを回って
いるといわれ、仮に債券の価格が急落しても株式相場が上がったり、株式
相場が急落しても外貨相場にマネーが集まったりと、常に3つのフィールドを
回り続けていると言われており、その為、片方のフィールドで資金が枯渇して
分配資金が確保できない状態になっても、もう片方で利益を上げれば分配金
を確保できます。そうすることでリスクを軽減できそれだけ安定的に運用でき
るのがポートフォリオの特徴です。
また新興国の国債であればカントリーリスクも考慮したり、金利なども重要
な選択基準になってきます。最後に不動産ですが、これは一般的にリートと
呼ばれ、主に国内や海外の不動産投資信託市場に集中的に投資する商品
です。