さて、NISAが出来てもうすでに1年が経ちましたが、

皆さんNISA口座活用されていますでしょうか?

 

昨年から始まった証券口座非課税制度。

 

はじまってからのこの1年。

 

NISA口座を巡って様々なトラブルも起き始めてい

るとの事。

 

そりゃー500万口座もあれば一つや二つトラブルも付

き物ですし、投資家の目的は運用でお金を儲ける事

なのに儲からなかったら、その怒りの矛先が証券会

社の担当者に向かう事もあるでしょう。

 

ではNISA口座を作った投資信託初心者が最も陥りや

すい誤算があるのですがどんな誤算でしょうか?

 

手数料です。

 

投資信託初心者の中で銀行の支店の窓口へ偶然来店

した際に、「投資信託で預金の一部を運用してみません

か?」

 

なんて言われた経験をお持ちの方も数多くいらっしゃる

と思いますが、これは今まで投資に縁遠かった大口預金

者へ積極的に声をかけ、預金の一部を投資信託などへ

回してもらい、そこから発生する販売手数料を銀行が獲

得することを目的とした、銀行側の販売促進手段の一環。

 

大口の顧客であればけっこう誰にでも声をかけています。

確かに銀行員には投信の販売ノルマもあるので、こうい

った販促活動は大事な業務のひとつ。

 

では、もし購入したファンドがずっと上がることなく、途

中で値下がりを始めたとしたら。

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損失は出るわ、買った分の手数料は負担しないとい

けないわ、またNISAから一般口座に移したらそれは

それで税金が発生するわでまさに踏んだり蹴ったり。

 

実はNISAで運用を始めた方の中で購入したファンド

が思いのほか値下がりを始めた事で、販売の現場で

は手数料に関する様々なトラブルが起きています。

 

しかしこれはNISA口座だから損失を出してしまうの

でしょうか?

 

いいえ、口座の種類はあまり関係ありません。

 

これはNISA口座じゃなくても一般口座でも同じ事が

言えると思います。

 

それ以前に、投資は損失を出せば誰だって焦ります

し苛立ちますので、それを証券口座のせいにしては

ならないのです。

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むしろ、多少の損失は覚悟の上でいないと正常な投

資マインドを維持することは出来ないでしょう。

 

従って「損してもいいや」くらいのおおらかな気持ちと、

損しても良い余剰金でファンドは購入すべきです。

 

心も財布も余裕のない投資家は考え方も余裕がなくな

るので思わぬ落とし穴にはまってしまいます。

 

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