さて、下半期も今日で終わり明日から、新しい年度
が始まるわけですが、新年度といえば何といっても
消費税が現行の5%から8%に増税されることにな
り、家計が今まで以上に圧迫されると言われていま
すが、では投資の観点から見たこの消費増税の影
響はいったいどうなのでしょうか?
おそらく皆さんは既に買いだめを済まされていたり
来る増税に対する生活防衛策を講じているのでは
ないかと思うのですが、投資の観点から予測すると、
増税後は確実に株式市場は値下がりすると言われ
ていますので、それは明日以降の東証株価にダイ
レクトに反映されるものと推測されます。
それはかつて消費税が導入された平成元年。
また平成9年に5%に値上げしたタイミング共に東
証の株価指数は前月比で7%から10%近く下げ
ています。
ということは明日以降の日経平均株価も下がる可能
性があるのです。
経済評論家の間でも、増税後のインデックスの下落
は経済の教科書に書いてあるとおりと言っているく
らいですので、投資家の心構えとして、増税後の景
気後退はある程度覚悟しなくてはならないでしょう。
しかし、見方によっては株価低迷、または投信の基
準価格の下落は逆の意味で買いのタイミング。
今後上がることを目論見ながら、買い増しするのも
資産防衛の戦略です。
一般的な国民の間では、明日以降景気が悪くなる
といっているネガティブな思考回路になっている方
も多くおられますが、景気後退はあくまで一時的。
また夏くらいには徐々に株価も投信の基準価格も
上がってくるのではないでしょうか。
理由は増税前の買いだめが、底を尽くころだから。
夏ころには個人消費が回復基調に入るものと思わ
れ、現在の水準に戻すのではないかと思われます。
4月から6月は低迷期で7月くらいから回復期に入
ると思われますので、ここは4月から6月に買い増し
するチャンスです。
とにもかくにも明日から消費税は8%。
我々の国民生活に大きな影響を与える増税です
が、今回の増税は個人的にそんなに悲観的に見
ていないのが今の心境です。
下記キャンペーンは本日最終日です。