前回の引き続きです。
やはり株価2万円台目前ともなると、ちょっとした
バブルを予感させます。
株価2万円台目前まで値上がりしているという原
因はやはり好調な米国経済と、外国人観光客に
よる日本国内の旺盛な消費にあります。
特に不動産売買においては外国人の個人投資
家や外国ファンドが続々日本で資金を落として
いるため、今後外国人投資家を中心とした不動
産価格争奪戦が始まるかもしれません。
実際、北海道の不動産が一部の中国人の間で
人気の的となり、札幌といった都心部のマンショ
ンの販売が非常に好調です。
同じような傾向は福岡や大阪でも見られ、これ
ら地域の不動産価格の上昇が今以上に期待
されており、これらの不動産は今後値動きに注
目です。
そこで今回ご紹介したいのが、主に日本国内の
不動産に積極的に投資する不動産投資信託と
呼ばれる商品です。
お金の流れを簡単に説明しますと、大きな資本
家がどこかの物件を購入します。
それが例えばマンションだったとしましょう。
マンションを買った個人やファンドはそのマンショ
ンを転貸し、家賃収入を得る事ができます。
家賃相場はその時々の経済状態や、地価を参考
に決められていきますので、人気のあるロケーショ
ンであれば賃貸の価格はうなぎ上りに上がってい
きますが、反対に経済状況が悪くなり、空室が目立
つようになると今度は家賃を下げなくてはなりませ
んので、収益は悪化します。
つまりファンド購入者は大きな投資ファンドに資金
を供給し、そのファンドが運用して得た家賃収入を
配当としてもらうといったイメージです。
これが簡単な不動産投資信託の概要になります。
今、日本の景気はちょっとしたバブルを予感させ
ていますが、今後の景気の流れによっては、益
々不動産価格が上昇する可能性を大きく秘めて
います。
おそらくその決め手となるのが外為市場の相場に
なってくると思うのですが、現行の1ドル120円前
後の安定した相場帯が続けば、不動産市場も今
以上に活況を帯びてくるはずです。
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