今日はブラジル投資情報その2と題して、

マクロデータを中心に集めてみました。

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かつてブラジルにとっての最大の貿易相手国とい

えば、アメリカでしたが2001年以降、ブラジルの

アメリカに対する貿易依存度は徐々に下降傾向

にあり、かわって中国がその存在感を示してき

 

ており、現在はブラジルにとっての最大の貿易

相手国は中国となっています。

 

ブラジルのマクロデータ

現在の外貨準備高はおよそ3500億ドルで財務当

局が通貨レアルの為替安定を目的に積極的に市

場で売っているため、その額は年々増加傾向にあ

ります。

 

それは対外債務から外貨準備高を引いた数字にも

現れており、2008年以降対外債務の残高は上が

り傾向にあるものの、2009年に支払能力の財源と

なる、外貨準備高が対外債務残高をはじめて上回

りました。

 

つまり借金の額よりも現金資産の額のほうが高い

ということになります。

 

また、かつて80年代のブラジルは非常に苦しい

ハイパーインフレの時代を迎えていた時代もあり

ましたが、1999年に同国はインフレ目標政策

導入。

 

2000年にはインフレ率6%、ところが2002年

にはインフレ率13%を記録するも、それ以降は

徐々に下がり、2013年のインフレ率は5%。

2014年は4.5%を目標に定めています。

 

このインフレ目標は中央銀行による年一回の通

貨審議会を通して、インフレ目標が決定され、2

004年以降のインフレ率はだいたい目標の範

囲内、つまり目標レンジ内で収まっているのが

現状です。

 

政策金利においても2002年のルーラ大統領の

政策方針転換によって一時26%を超える高い金

利になったことはあれど、それ以降は急激に下降

し、2013年現在は6%台で推移しています。

 

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