アベノミクスの影響で外為相場が急激に円安に進み、
アジア諸国から多くの外国人観光客が日本へ押し寄
せた2月の小売関係の販売売上げは、昨年以上の実
績になったところが多く、まさに春節景気とも言うべき、
好景気に沸いた2月でしたが、そもそもこの円安の影
響を受けているのは外国人観光客に限った話しでは
なく、日本人だってこの恩恵を最大限に享受している
人たちがいます。
外貨預金をしている人たちです。
外貨預金はかつて民主党の鳩山政権下において、藤
井財務大臣の円高容認発言のため、急激な円高が進
み、1ドル78円台にまで円は値上がりしましたが、その後
、自民党安倍政権になった途端、デフレ脱却をスローガ
ンに様々な経済政策を推し進めてきた結果、今は1ドル
120円前後まで値を戻してきています。
しかしもし民主党政権下、つまり1ドル78円だった時に仮
に全財産でドルを買って外貨預金をしておけば今頃、巨
万の富を得られていたかもしれません。
では今からでも巨万の富を得るために、外貨預金を作成
しても波に乗れるかというところですが、おそらくまだ間に
合います。
但し、為替差益で巨万の富は難しく、金利で稼ぐしか
ありません。
今は円安トレンドがある程度落ち着いてきたので、何
らかの経済政策の力がないと、トレンドは安くもならず、
高くもならず膠着したまま動きません。
もしかしたら今のタイミングが外貨を購入するか否か
を判断する上で最も悩ましいタイミングなのかもしれません。
そこで多くの銀行は通常の円貨預金よりも魅力的な高金
利の外貨預金を次々にリリースしており、比較的値動きが
少ない米ドル預金でも年利10%近い金利で預金集めし
ている銀行が結構あります。
この年1割の高金利外貨預金は魅力的ですし、耳障
りはいいのですが、ただしリスクもそれなりに孕んでいます。
どういったリスクがあるのか?
また次回お話したいと思います。
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