皆さんは普段蛇口を捻れば水は勝手に出てくるとお
思いでしょうが、水をとりまく世界の現状は非常に厳
しいもので水の採掘地は現在激しい争奪戦が起き
ています。
それもこれも世界人口が減る事のない、右肩上がり
を続けている為で、将来的に水をめぐる戦争も起こる
可能性を示唆する専門家までいるほど。
専門家の意見はともかく、飲み水の確保は今は国家
レベルでの懸案事項となっており、かつて「水と空気
はタダ」なんて言われた時代は過去のものとなりつつ
あります。
この、水資源をとりまくビジネスも昨今非常に活況を
呈してきており、水のファンドまでできてしまうほど。
今回ご紹介するのは環境ファンドというのでしょうか。
三菱UFJエコウォーターファンドという商品。
まず、このファンドの目的ですが水関連企業の株式
をメインの投資対象とし、およそ90銘柄で構成され
たポートフォリオから、中長期的な値上がり益を目
指す水関連事業へ投資するもので、主に売上高が、
総売上の半数以上を占める企業。
または水関連事業で高い技術力を持った企業で、
今後高い収益が見込める企業の、水関連事業から
生まれる事業益が全体の10%以上を占める企業へ
投資をします。
水関連事業の投資対象は全部で5分野あり、
公共事業。
インフラ整備関連企業。
高い技術力が必要な排水再生事業分野。
汚水処理システムエンジニアリング。
環境保全事業。
の５分野への投資を行います。
ファンドの仕組みは委託者指図型投資信託
となっており、受託委託者は三菱UFJ投信。
受託者はKBIエコウォーターファンドならびに
日本短期債券マザーファンドとなり、これらが
資金の運用にあたり、日本国内または世界の
水関連事業に投資を行います。
今後非常に高い需要の見込まれるウォーター
ビジネスへの投資となり、中長期的な視点で
考えると今後大きなリターンの期待できるファ
ンドとなるでしょう。
販売会社ならびに委託者は三菱UFJ投信となります。
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